真鍮製組み立てキット

真鍮製組み立てキット

真鍮製組み立てキットが、初心者にはちょっと敷居が高いといわれるもうひとつの要因は、未塗装の物が多いということでしょう。
つまり自分で色を付けなければ、パーツの地色そのままということなのです。

以前はプラスチックのプラモデルですら、自分で着色するのが当たり前でしたが、今では部品の段階で色がついているものがほとんど。
普段プラモデルや各種模型製作を趣味にしていたとしても、着色まできちんとやることは少ないといえます。

もちろん、他にも注意点はあるのですが。
「カラーリング」と「はんだ付け」は、真鍮製キット製作のカギといえます。
逆にいえば、この2つの工程を丁寧に仕上げることによって、自分の思い描いていた車両が再現できるということです。

どちらにしても「習うより慣れろ」だといえます。
製作をつづけていく中で、コツを覚えていくようにしてください。また失敗を恐れずに作業することが大切です。

鉄道模型の基本知識

真鍮 鉄道模型

鉄道模型には、線路を組み立て、車両を走らせるにとどまらず、一両の車両を精密に作る、鉄道を含む風景も作り上げる(ジオラマなど)、緻密な鉄道システムを作り上げ、車両を走行させる(レイアウト)など、様ざまな楽しみ方があります。

車両やジオラマの規格(国際規格になっています)は縮尺と線路幅で分けられており、日本では「Nゲージ(1/150:9mm)」が良く知られています。
他にも「Gゲージ(1/20~:45mm)」、「Oゲージ(1/45:32mm)」「HOゲージ(1/80:16.5mm)」(欧米ではこの規格が主流です)「Zゲージ(1/220:6.5mm)」などの規格があり、製作者の好みによって選ぶことができます。

鉄道模型の歴史は古く、19世紀初頭には、実物の汽車の宣伝用として、イングランドで制作されていたそうです。
有名なドイツの詩人であるゲーテが、孫のために鉄道模型を作ったという話も残っています。

当初は機関車の宣伝のために作られた鉄道模型ですが、時代が下がると趣味として広く行われるようになります。
当初、鉄道模型のジオラマは、高価な趣味でしたが、第二次世界大戦後が終わると、一般にも普及していきました。


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