鉄道模型 真鍮製キット作成の注意点
道具が揃ったら、いよいよ真鍮製キットの組み立てに入ります。
難しいとされているキットですが、その中にも初心者にも製作可能なものがあります。
最初は好きな車両は我慢して、まずは簡単なキットから始めて下さい。
製作開始の際は、いきなり部品の袋を開けずに、まずは説明書をよく読んで、どういう手順で組み立てていくかを頭の中で確認します。
順序を間違えるとはんだの鏝先が届かなかったり、せっかく取り付けたパーツが熱で取れてしまったりするので注意が必要です。
プラモデルを作る時と同じように、ニッパーやカッターナイフで部品を切り離します。
特に小さな部品や細長い部品の切り放しには、カッターナイフを使うといいでしょう。
はんだ付けは、まず大きい部品から付けるようにします。
接着場所にフラックスを竹べらまたは筆で塗り、そこに半田を流すように付けていきます。
はんだが流れ出したら鏝先を部品から離して固めます。
失敗した場合は、再度加熱すれば取ることができます。
正しい場所に、もう一度はんだ付けすれば大丈夫です。
余分に流れたはんだは、きさげなどで削り取ります。
半田付け作業が終わったら、真鍮が腐食しないように部品を洗います。